09.30
北関東支教区「六花の会」学習会 実施報告
9月16日(日)、足利教会を会場に北関東支教区「六花の会」勉強会が開催された。コロナ禍以降初めてであり、また群馬・栃木・茨城の三県合同での開催も初めてとなる。リアルとオンライン(Zoom)のハイブリッドでの開催。リアルでの参加者34名、オンラインの参加者は15名で、合計49名の参加者で行われた。
はじめに、北関東支教区「六花の会」顧問である矢部光男水戸教会長が挨拶。故福永先生との出会いにより茨城県下での経営者の学びが始まった経緯について述懐。あわせて「開祖さまの教えを実践し、人格を高め、社会に貢献できる私たちになろう」と参加者と激励した。
この後、「六花の会」の概要をビデオ視聴した。そして、北関東支教区での取り組みの紹介へと続いた。
体験発表では、取手教会田中伸幸さんが体験発表を行った。高校卒業時に飲食業で独立することを志24才で独立。その後、順調に事業拡大し店舗が増えるが社員との関係で悩むことになる。その苦悩の中、幹部さんに「変化を受け入れ、法に沿って実践すれば必ずご守護がいただける」と結んでいただき、それからは、朝夕のご供養を大切にした。そこから神仏に守っていただいている実感と勇気をいただいているとの確信によって、その苦を乗り越えることができた体験を吐露。今は、「感謝」を社員に触れ合う際の心がけとしていると発表した。
次に、大畑昌義「六花の会」推進責任者が講演を行い、「今日までの人生・経営を振り返りながら、開祖さまの教えをもとに取り組んできた」ことを力強く語った。
講演終了後は、大畑推進責任者と現地参加者とオンライン参加者による質疑応答ならびにグループ別話し合いが活発に行われた。
「過度な成果主義を問われ、それに向けてのプロセスを大切にして取り組んできた働き方は間違っていたのか?」という質問に対して大畑責任者は、「み教えを学ぶと、極端な成果主義ではなく、努力を認め、プロセスを大切にということが大切だと感じます。ですから間違っていないですよ」との包み込むような応答に、質問者は笑顔となり、長年の疑問が解消し安堵されたことを物語っていた。このように白熱した質疑応答が、予定時間を越えて行われたのである。
昼食をはさんでの自由懇談の間も時間を惜しむように活発な話し合いが繰り広げられた。
最後に、支教区担当教会長である鈴木教晋取手教会長より、「苦に埋没することなく、仏の智慧とご守護をいただき、実践していくことの大切さ」が確認された。そして、「これからも『六花の会』として繋がりをもち実践していこう」と謝辞がり、閉会となった。
報告 「六花の会」事務局
熱心に学ぶ北関東支教区「六花の会」勉強会の会場の様子
田中伸幸さんの体験発表
大畑推進責任者の講演
Zoomからも熱心な質問が続く
鈴木教晋 担当教会長(取手教会長) 謝辞
全体集合写真