2025
01.14

令和7年度「活動基本方針」

六花の会について

 令和7年12月14日(日)午前中、「六花の会」は、大聖堂参集とオンライン参加による第3回「仏教精神に学ぶ経営者の集い」開催を迎えます。

 2018年12月、各地域で行われていた「経営者塾」の参加者の熱望によって第1回「集い」が開催され、参加者の総意をもって「六花の会」は創発されました。
 以来、「仏教精神に学ぶ」経営者の学びの場と使命は、参加者の努力によって引き継がれました。2021年には第2回「集い」が、そして今年、第3回の「集い」を迎えるにあたり、「六花の会」では、参加者一人ひとりの「こころを高める」ことを願いとしました。
 そのためには、「学び」「実践」し、仏さま、開祖さまの教えを「実証して伝えていく」ことに、さらに取り組んでいくことを年度方針の柱としたいと考えます。
 そして、「新しい経営哲学の創造」という使命に向かって、更に前進させることをお誓いするものです。
 そうした中、第3回の「集い」が光祥さまご臨席のもと開催されるのです。

 「集い」のテーマは、「ど真剣に未来を拓く」です。

 私たちの使命の一つである「経営者サンガネットワークの拡充」ならびに「後継者育成」の意図を踏まえてのテーマ設定としました。
 そのなかでも重要な点は、今後の方針として、「六花の会」の認知度が立正佼成会内部で低いとの現状の声を受け、第3回の「集い」は、立正佼成会経営者サンガのネットワークを拡充させるための機縁であることを、「六花の会」参加者の一人ひとりが認識するための諸活動を展開することです。
 まず、現状を参加者一人ひとりの問題として捉えていきます。置かれている立場での条件や人、組織上の課題に焦点を求めるのではなく、あくまでも、その課題を前にした、己自身が、「こころを高める」機縁として生かしていくことを、私たちの共通の認識として取り組んでいきます。
 立正佼成会の歴史を振り返った時、そうした時こそ、「六花の会」参加者一人ひとりの「こころを高める」ための取り組みとして、「自身の使命に目覚め」「自身の徳を積み」そして「手どり・導き」に励むことが大切だと考えます。

 コロナ禍やウクライナ・ロシア紛争、パレスチナ・イスラエル紛争を通して、私たちは、今や、あらゆるモノのサプライチェーンやグローバルの波が世界規模・多国間規模となり、日本の経営者にとっては、世界の紛争や政治情勢が身近な経営課題となっているという実感を得ています。日本も、そして、地域社会も同等だと考えます。
 そうしたなか、「六花の会」は、まず、立正佼成会経営者サンガのなかで、何時でも安心して不安・悩みの声を聞いてもらえる「燈明」としての存在になることを目指します。多様化する経営者の求めに対して、どうしたら対応できるか。
 時代に合わせて「安心」を与えられる「六花の会」に成長していく第2のアップデートを図ります。そのためには、同業種・異業種間を含め、さまざまな智慧を網羅し、仏教精神に学ぶ経営者サンガネットワーク「六花の会」にふさわしい救い救われのセーフネットを築いていくこと目指していきます。そのセーフティネットでは、参加者一人ひとりの経験が尊い智慧となり、その人自身が尊い存在となります。
 
 一人ひとりがその意識を持って、まだ、「六花の会」に触れていない方々との縁がある教会の布教現場の方々や経営者サンガに働きかけていくことを、「集い」を迎えるまでの1年間を通しての「六花の会」の主な目的として取り上げていきます。

 そのことに「ど真剣に取り組む」ことが、第3回「集い」のテーマである「ど真剣に未来を拓く」ことへの第一歩になると確信します。

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